まさに聞いていて気分が悪くなるスピーチでした・・。


友人の結婚式に出席した時のことです。新郎は社会人ラグビー部に所属するくらいの体育会系な人で、結婚式に呼ばれていた友人達もラグビー関係の人が多かったのですが、やはり盛り上がり方が体育会系独特なものがありました。掛け声とともに一気飲みに近い飲みっぷりで披露宴もかなり序盤から盛り上がっていましたが、新郎の友人代表でラグビー部所属の同期がスピーチを始めたとたんに事件勃発です。

その人は、ラガーマンというだけあって、体格も立派で色も黒く、みるからにスポーツマンという感じだったのですが、さすがにその日のアルコールの量が許容量を超えていたらしく、マイクの前に立った時点で目が座っている状態でした。

呂律が回らない感じでスピーチが始まりましたが、なんとか立って喋っていました。見ているこっちがハラハラしていると、急に顔が真っ青になって「うぷっ。」と吐きそうになり始めました。

でも、そこは場所も場所ですから踏みこたえて込み上げてきたものを飲み込んでいましたが、明らかに吐く寸前の状態です。会場のゲストたちはみんな眉間にしわ寄せて聞いてるし、新郎新婦に目をやると明らかに新婦は怒っている顔、新郎はビビり顔、自分の大事な結婚式でこんなスピーチをされた新婦の気持ちを考えるといたたまれません。「うぷっ。」という声を繰り返しながらかなりの短縮したであろうスピーチを早々と終えたラガーマンはお辞儀をする余裕もなく、会場のドアを出たところで吐いていました・・。

残念すぎます。

とりあえず、会場の中で大勢の前で吐かなかったことだけは良かったのかもしれません。今まで13回結婚式に出席して一番記憶に残っているスピーチがこれです。新婦に後日話を聞いたところ、やはり結婚式のあと、新郎に激怒したそうです。

でも、スピーチした本人が一番後悔して反省しているとのことで許したそうです。なんででしょう、感動して涙するくらい素敵なスピーチをたくさん聞いてきたのにも関わらず、一番に思い出すスピーチはこれなのです。

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