結婚披露宴で心残りだったこと


私は6年前に挙式、披露宴をしました。

いわゆる老舗結婚式場での挙式披露宴でした。

 

特に主人の実家が遠方のため新幹線の駅に近いことが

絶対条件で会場を探していたため、ちょっと駅から離れた

ハウスウエディング会場などは主人が見向きもしてくれませんでした。

 

やはりハウスウエディングでアットホームな披露宴は夢に見ていましたが、

事情も事情なので老舗式場で挙式したことはとくに後悔はしていません。

 

私と主人は職場結婚でした。なので共通の上司や友人が多く

披露宴は友人向けの演出を多くしました。

特に私はお色直しの際に友人と共に退場したり、

感謝の手紙も友人に向けて読んだりしました。

 

通常、感謝の手紙は両親などに読むものだと思います。

私は職場ではどちらかというと姉ご肌で、

強いイメージを友人や後輩から持たれていました。

 

ただ実際は涙もろく弱い人間です。

おそらく両親への手紙なんて読んだら泣きじゃくってしまいます。

そんな姿を友人たちに見せたくなかったという変な見栄があったと思います。

 

式の最中も友人からの祝辞を聞きながら一生懸命涙を堪えていました。

友人に感謝の手紙を読むときも必死になんとか

明るく読み終えることができました。

 

結婚式の打ち合わせの時、担当の方が最後まで

両親への手紙は読んだ方がいと私を説得しましたが

私は了承はしませんでした。

本当に今思うとなんであそこまで涙を見せないことに

こだわったのかは分かりません。若さゆえのプライドだったのでしょう。

 

 

ただ、自分では読まない代わりに司会の方に代読してもらうことになりました。

それですら絶対に泣いてしまうと思った私は、私がお色直しで

中座している時にお願いしました。

 

なのでその時は両親の反応は分かりませんでしたが、

あとで会場から頂いた披露宴のDVDを見たら両親は泣いていました。

そのDVDを見ながら私は一人で泣きました。

 

そんな私も母になりました。子供たちはまだまだ幼くて結婚なんて

何十年先だと思います。私が親になって分かったことは、

親は子供のことを何でもお見通しであるということ。

 

だからきっと私の母も私が感謝の手紙を読まなかった

経緯を察してくれているはずです。

 

でも母になった今、あの時両親に手紙を自分で読めば良かった、

と後悔しています。そんな時ぐらいしか素直に

自分の気持ちを言えないんだから。

もう一度披露宴をやり直せるなら私は両親への感謝の手紙を読みたいです。

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