純和風の結婚式


私は結婚して早3年が経とうとしています。

独身時代の私は非常に結婚願望が強く、

当時付き合っていた彼女と結婚したいと日々思っていました。

その彼女にプロポーズをし、良い返事をもらったことで、

いよいよ念願の結婚に向けての準備が始まりました。

 

私の彼女は日本の伝統的な文化を重んじており、

和を愛し、書をたしなむ、大和撫子のような人物です。

私は、彼女のためにも純和風の結婚式を上げたいと考えました。

 

まず結婚式場は、ホテルなどではなく、旅館や料亭のような場所であり、

食事も和風で美味しい場所を探しました。

なんとか有名な庭園がある料亭を抑えることができ、

そこで式を挙げれることになりました。

 

この料亭は非常に評判がよく、どんなお願いでも聞き入れてくれ、

非常にスタッフも良い方ばかりで非常に満足しながら、

結婚式の準備を進めることが出来ました。

 

また、式も日本で初めて建てられた夫婦の神様が

祀ってある神社が側にあり、そこで神前式を上げることが出来ました。

 

披露宴会場も、大きな窓ガラスで囲まれた空間で、

外に広がる立派な庭園を眺めることができ、

素晴らしい会場を選ぶことが出来ました。

私達の結婚式の日取りがいよいよ決まり、

5月に結婚式をとり行うことになりました。

 

この季節はとても素晴らしく、披露宴会場から眺めることができる

庭園には非常に多くのツツジが咲き誇り、

それは見事な景色を作りあげていました。

 

また、デザインの心得がある私は、ペーパーアイテムや

席次表も自分で作成し、純和風のものを作っていきました。

 

すべてが和風でとり行うことができる環境が取り揃い、

いよいよ式当日となりました。

 

式には100人を超える人達が集まり、皆様方私達を祝福してくれました。

私達は皆様を和風でもてなすために、鏡開きを行い、

そのお酒を胚に次ぐなど、最初から最後まで純和風の結婚式をとり行いました。

お集まり頂いた皆様は非常に満足していただき、

良かったといった声を多くもらいました。

 

私達夫婦は最初から最後まで完璧な思い通りの

式をとり行うことができた・・・と思っていました。

 

実は、この料亭は少し交通の便が悪いところにあったのですが、

事前にシャトルバスを手配してあり、参加者の皆様には

最寄りの駅に集まってもらい、そこからシャトルバスで来てもらうといった

手はずにしておりました。

 

ところが、集合時間より30分以上前に

何故かシャトルバスが発射してしまい、誰一人載せいないまま、

式場に戻ってきていたのです。このシャトルバスは料亭から出しているもので、

事態に気づいた料亭側は、参加者の人に連絡をとり、

急遽タクシーで式場に来てもらうといった対応を取っていたのです。

 

私達夫婦は、式が終わったあと、参加者の人からその話を聞き、

その時点で初めて、そのことを知りました。

料亭からは何も話は出ておらず、全て完璧な式を目指し、

それを成し遂げれたと思っていた私達は愕然としました。

 

一生に一度の結婚式。

 

知らないところでケチがついてしまっており、

今でも私達夫婦は、そこが心残りとなっております。

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